就業規則
就業規則はなぜ必要か
就業規則はあるけれど、従業員に見せていない理由は?
@ 規則と実態があっていない。
・有給休暇を与えていない。
・残業代を正しく支払っていない。
A 就業規則に基づいて権利を主張されたときに拒否できなくなる。
B 従業員の権利意識を過度に助長するおそれがある。
C 今までもトラブルはあったが、従業員との話し合いで会社の主張を通してきた。
D 会社と従業員の関係が円満で就業規則は必要ない。
就業規則を見せないデメリットは?
@ 職場の労働条件がわからず、安心して働くことができない。
A 職場規律がわからない。
B 使用者からの恣意的な制裁を受ける。
C 効率的な労務管理ができない。
D 労働条件に対する食い違いが生じる。
会社や従業員を取り巻く環境の変化
終身雇用と年功賃金の時代が去り、会社が従業員に対して成果を求める時代では、会社に雇ってももらっている意識は希薄になっています。会社のいうとおりに働いていれば良かったときと、会社と従業員の関係が変わってきています。会社と従業員の関係が円満なのは、経営環境が良かったからで、業績が悪化して、将来の見通しが悪くなれば、会社と従業員の関係はギクシャクしてきます。トラブルが発生し、会社が理不尽な対応をすれば、他の多くの従業員が会社に対して不信感を抱いてしまい、組織の求心力は著しく低下してしまいます。
就業規則とはなんでしょう?
会社のルールです。
経営者が法律を守らないようでは、従業員から信頼を得ることはできません。
就業規則を見せないのは問題を先送りしているだけです。目先の処理をするだけでなく、問題を掘り下げて考え、法律の裏付けのある解決策を考えて行かなくてはなりません。
就業規則の必要性
@ トラブル防止
労働条件に対する理解の食い違いが原因となる労使間の争いを防げる。
A 問題行動の抑止
不正に対する制裁を明記することにより、問題行動をやめさせることができる。
B 職場に規律・秩序が定着し、組織の一体感が生まれます。
問題が表面化する前に、法律の裏付けのある適切な対応をして、従業員に理解してもらうことが大切です。そうすることの繰り返しで、従業員は安心して仕事に専念することができるようになります。
就業規則の見直しをしましょう
就業規則と実態があっていないならば、就業規則を実態に合わせるか、実態を就業規則に合わせるかをしなければなりません。
・労働基準法などの法律に照らし合わせて問題がないか。
・トラブルが起きたときに会社を守ることができるか。
法律の裏付けのある適切なアドバイスを受けることによって、無用の紛争を防止でき、従業員から信頼を得られるようになります。
従業員の権利を認めた上で、会社が利益を出していく体質に変えていく時期ではないでしょうか。
就業規則の実績
弊所は様々な規模・業種の企業様にご依頼をいただいております。
建設業 | 電気工事業 | 3社 |
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管工事業 | ||
とび工事業 | ||
さく井工事業 | ||
製造業 | 木製品製造業 | 2社 |
紙製品製造業 | ||
食料品製造業 | ||
金属製品製造業 | 2社 | |
情報通信業 | 情報サービス業 | |
運輸業 | 道路貨物運送業 | 2社 |
卸売り・小売業 | 建築材料卸売業 | |
飲食料品卸売業 | ||
薬局 | 4社 | |
その他 | 2社 | |
医療・福祉 | クリニック | 2社 |
介護事業 | 4社 | |
サービス業 | 娯楽業 | |
自動車整備業 | ||
その他 | 5社 | |
合計 | 36社 |